エリア、予算、間取、物件の種類、設備、条件など自分の生活スタイルに何が必要で重要か
を明確にします。妥協できない点などをピックアップするのも良いでしょう。
情報収集の手段は主に、インターネット、ケータイ、情報誌、直接不動産会社へ探しに行くなど様々です。
それぞれ収集方法には特性があります。
インターネットの場合、全国各地の情報を検索でき、気になる物件を見つけたらその場でお問い合わせができるという利点があります。
情報収集で間取や条件をチェックして気になる物件がみつかったら、次は実際に見にいきます。室内チェックだけでなく周辺環境などもしっかり見ておきましょう。
下見した内容を忘れないように、気になる部分はチェックしましょう。
収納や家具の配置、窓の大きさなどもチェックしておきましょう。
後から物件周辺の街並みや施設の確認ができるように、下見した物件をチ ェックしておきましょう。
物件確認写真には最適です。気になるところはどんどん撮りましょう。
物件が傾いていないか調べるのに便利です。
間 取・設 備 | 図面だけではわからないところを重点的に確認しましょう。 |
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疑 問 点 | 管理会社の人や大家さんが立ち会うこともあるので、細かいところや疑問点はその場でまめに確認したほうがいいでしょう。 |
最 寄 駅 | 最寄駅までの距離や時間なども確認しておきましょう。 |
環 境 | 最寄駅や物件周辺の環境確認。できれば、昼と夜両方の周辺状況が変わる地域もありますので違う時間帯に見に行く方がより良いかと思われます。 |
希望のお部屋が見つかったら、申込をします。必要な費用や書類があるので確認して揃えましょう。後々トラブルにならないために書類は面倒でも必ず自分で読んで、わからないことは質問しましょう。
物件が決まったら、入居申込書の記入をします。この書類は貸主に対して入居希望の意思を伝える大切な書類です。申込書には自分の情報だけでなく、連帯保証人になってくれる人の情報も記入するので、事前に確認しておきましょう。記入する項目は主に以下のものとなります。また印鑑が必要なので、忘れず持参しましょう。
契約者 |
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連帯保証人 |
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連帯
保証人はできれば両親など身近な親戚などになってもらうのが良いですが、どうしてもいない場合などは保証人代行会社制度(有料)などもあります。
契約の意思表示のため、通常は申込書の提出と同時に 申込金 が必要です。家賃1ヵ月分までが目安とされています。契約手続きが進むと、預けた時点でその部屋の申し込み順位を確保することができます。契約が進めばそのまま手付金にあてられることが多いです。入居審査に通らなかった場合は、返金されます。そしてトラブルにならないように預かり証を貰うようにしましょう。
提出した申込書や必要書類は、不動産会社から貸主の手に渡り、入居審査が行われます。 チェックがされるのは安定した支払い能力があるか、生活上のルールを守れる人かなどで、だいたい1週間程度で結果がわかります。審査に通れば賃貸契約を結ぶことができます。
下記は個人契約の場合です。法人契約の場合は必要書類等は異なりますので担当にお聞きください。
契約者 | 連帯保証人 | 契約時に持参するもの |
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契約金は入居審査をパスすると契約金精算書が発行され、契約金の金額がわかります。申し込み金を預けている場合は契約金合計からその金額を差し引いた金額になります。
例えば、月5万円の物件を契約する場合で、敷金2カ月・礼金1カ月・前家賃1カ月分・仲介手数料1カ月分申込金を5万円先に支払っている場合。
5万円×5カ月分ー5万円=20万円が契約金となります。
他に火災保険等の費用がかかりますが、物件(家主・管理会社)によって金額が変わります。
契約書は2通作成され、貸主・借主双方が1通ずつ保有します。
署名・押印の前に、 重要事項説明書 と違ってないか、不明な部分がないかなど、改めて隅々まで内容を読んでおくこと。口頭で聞いた追加事項がある場合は、文書にしてもらえれば後々のトラブルを予防できます。
成約後のキャンセルは原則不可能。費用は全額返ってこない場合もあるので、くれぐれも注意して下さい。また受けとった書類は退去の際に必要となる大切なものです。大切に保管しておいてください。
賃貸住宅では退去にあたって必ず管理会社や貸主への事前通知が必要です。
一般的には退去する1カ月前が多いですが、中には2〜3カ月前までという場合もあります。
通知期限や連絡先については契約書を参照してください。もしも事前通知が遅れてしまったら、新居の家賃を支払いながら旧居の家賃も支払う「二重家賃」が発生する可能性があります。
正式な退去は文書で行います。不動産会社や貸主から指定の「退去通知書(解約通知書)」に現住所、転居先住所、敷金返却口座などを記入しましょう。